全日本ユース決勝 (2019-05-26)

5月26日、全日本ユースチャンピオンシップも最終日。予選を通過した40名での決勝でした。

 

まずは高校2年の早紀から。

昨年のユースから今日までの1年間、この決勝の舞台を目標に頑張って来ました。

金曜日の予選リボンではまさかの2回落下、場外。通過は絶望的だと悔し涙で終わりましたが通過出来たことを知り嬉し涙。やっと掴んだ決勝の舞台を楽しんで踊ろうと迎えました。

団体メンバーとしてほとんどの日々を団体の練習に費やし個人の練習時間はほぼありませんでしたが、持ち前の安定感と集中力で何とか決勝種目は落下なく終えることが出来ました。

この経験をこれからの試合に活かして欲しいと思います。

 

二人目は3年生の歩実。

3年生になり最後の1年。色々な思いもある中迎えた試合でした。6年間団体の中心メンバーとして過ごす日々、個人の練習時間はほぼありませんでした。

人一倍不器用で時間がかかり、そして何よりミスも多く涙で終わることも多い歩実ですが、やっと今までの沢山の失敗の経験を活かし落ち着いて本番を迎えることが出来たように思います。

静岡RGの選手として9年目にして、初めて4種目を全国の大舞台でノーミスで終えることが出来ました。

この経験を夏のインターハイの団体にも活かして欲しいと思います。

 

三人目は1年生の悠理香。

常葉に来て2ヶ月。持ち前の柔軟性と美しい動きで高い評価を頂き予選通過。クラブは落下もあったので、本人が一番驚いたようでしたが、ドキドキで迎えた決勝の舞台も落ち着いてノーミスで演技をすることが出来ました。

練習でも少しずつ安定してきて、決勝の2種目はノーミスで終えることが出来ました。

嬉しい結果も付いてきて、本当に沢山の事を得ることのできた初めての全日本ユースでした。これからの3年間の成長を期待します。

 

ラスト四人目は1年生の希歩。

ちょうど1週間前のインターハイ予選では悔し涙、大泣きで終わってしまいました。

でもいつまでもくよくよしていても仕方がないと、すぐにユースへ向け練習に励みました。この少ない時間を本当に無駄なく練習に取り組む姿と気持ちの持って行き方、自分の悔しい経験を無駄にすることなく繋げることが出来ました。

見事4種目ノーミス。

常葉に来て2ヶ月。憧れの先輩、仲間、後輩、応援してくれる保護者や先輩たち。

色々な事を感じ、少ない期間ではありますがとても成長を感じる日々です。

 

悠理香、希歩の出身クラブの先生も予選から今日の決勝までずっと応援して下さいました。ここまで育てて下さり送り出してくれたこと本当に嬉しく思います。

これからも二人の成長を見て頂けるよう頑張りたいと思います。

 

 

結果

8位  鈴木希歩

17位   関矢歩実

22位   冨田悠理香

35位   塩谷早紀

 

となり、希歩、歩実の2名が10月に行われます日本最高峰の大会『全日本新体操選手権大会』への個人出場が決まりました。

静岡RGにとって初めて4名も決勝に残ることができ、また全日本選手権へ初めて2名も出場が決まり本当に嬉しい大会となりました。

もっと演技に磨きをかけ、夢の全日本の舞台でも最高の1本を踊りきれるように頑張りたいと思います。

 

そしてなにより。

団体も一緒に必ず全日本へ出場出来るよう頑張りたいと思います。

 

来週はいよいよ県ジュニア団体と国体県予選。大事な予選が続きますが皆で必ずやりきって夏を迎えたいと思います。

 

今後とも応援よろしくお願い致します。